大阪・関西万博が2025年4月13日に開幕しました!
国内外からたくさんのお客さんが大阪に殺到するのですから盛り上がるのは確実でしょう。
しかし万博以外にも大阪での楽しみ方はたくさんあります。
ショッピング、グルメ、エンタメといったものがたくさんあり、それを同じエリアで一度に楽しめる場所、それが「梅田」です。
梅田に来ればいろんな場所に移動せずとも一日いろんな楽しみ方ができると思います。
さらに最近では「グラングリーン大阪」という施設ができてますます梅田は発展しています。
しかし梅田に来ればわかると思いますが、梅田の地下街というのはダンジョンと呼ばれるほど「めっちゃ迷う!」というのは有名です。
せっかく梅田に来たのに迷ってしまっては時間のロスになりますし、何より歩き疲れてそれだけでヘトヘトになってしまいますよね。
そこで今回は、大阪歴30年超の私が「誰でも簡単に梅田の地下街を歩くことができる」方法について教えたく思います。梅田散策の参考にしていただければと思います。
ステップその1:梅田にはエリアが大きく4つあることを知っておく

まず梅田の地下街を歩く前に大きく知っておいてほしいステップが2つあります。
その一つ目は、自分の目的の場所が「梅田地下街のどのエリアにあるのか」を知っておくということです。
梅田は広いですから、自分の目的の場所がどのエリアにあるのか分からないと結果迷うことになります。
だからまずは目的地が梅田のどのエリアにあるのかを知ったうえで動くかどうかで梅田の地下街をスムーズに移動することができます。
かりに道に迷ったとしてもそのエリア内で迷ったのであれば、移動距離も少なくて済みますからね。
それでは気になる知っておくべき梅田の4つのエリアと主な目的物は次の通りです。
西梅田エリア
- 駅:大阪メトロ四つ橋線 西梅田駅
- 建物:JPタワー大阪、KITTE大阪、ヒルトンプラザ、
- エンタメ:ハービスOSAKA、ハービスENT、大阪四季劇場、サンケイホールブリーゼ
- ホテル:ザ・リッツカールトン大阪、ホテルモントレ大阪、ハートンホテル西梅田など
阪神・大阪駅前ビルエリア
- 駅:阪神梅田駅、JR東西線 北新地駅
- 建物:阪神百貨店梅田本店、大阪駅前ビル(第1~4)、
- 商店街:ディアモール大阪
- ホテル:ヒルトン大阪など
東梅田エリア
- 駅:大阪メトロ谷町線 東梅田駅
- 商店街:曽根崎お初天神通り
- ホテル:ヴィラフォンテーヌグランド大阪梅田、ホテルドンクール大阪梅田、アパホテル&リゾートなど
阪急エリア
- 駅:阪急梅田駅、大阪メトロ御堂筋線 梅田駅
- 建物:阪急うめだ本店、阪急三番街、阪急グランドビル、ヘップファイブ、ヘップナビオ、ドン・キホーテ梅田本店
- 商店街:ホワイティ梅田、阪急東通り商店街
- ホテル:イビス大阪梅田、ヴィアイン大阪など
このようにまずは大まかに自分の目的地がどのエリアにあるか知っておくことが大事だといえます。
たとえばヘップファイブの大観覧車に乗りたいときは、ヘップファイブは「阪急エリア」にありますので、まずはそのエリアの入り口までたどり着けば大きく迷わないといえるでしょう。
このほかにも自分のお目当ての場所がどのエリアにあるのかあらかじめ調べてから歩くのがいいと思います。
ステップその2:梅田の地下街で覚えておくべきポイントを知っておく

梅田の地下街を迷うことなく歩くには「ポイントとなる場所を必ず押さえておく」必要があります。
ここでいうポイントとは上の「4つのエリアの入口(拠点)」となる場所のことを指します。
ここからは実際にJR大阪駅からそれぞれのエリアに向かうことを想定したうえで話を進めたいと思います。
まずはJR大阪駅中央口改札から南側に向かう
JR大阪駅の中央改札を出て右手に進んでいくと地下に下りるようになります。
すると大丸梅田店の地下入口が見えてきますので、そこをまっすぐ進みます。
少し歩くとここが第一のポイントになります。
第一ポイント:阪神百貨店地下西側入り口付近

第一のポイントは、阪神百貨店の地下西側入り口になります。
ここでは大きく「まっすぐ」、「左方向」、「右方向」の三叉路に分かれるところです。ここで自分の行きたいエリアがどの方向にあるのかを知っておく必要があります。
具体的には次のような方向に向かうことになります。
- まっすぐ・・・阪神・大阪駅前ビルエリア
- 右方向・・・西梅田エリア
- 左方向・・・阪急エリア、東梅田エリア
ここからそれぞれのエリアに分かれて向かうことになりますので決してここで間違えないようにしてください。ここで間違うと大きな時間のロスにもなりかねませんので注意してください。
ここからはそれぞれ目的のエリアに向かったとして「第二ポイント」となるところを紹介していきます。
第二ポイント(阪神・大阪駅前ビルエリア):ディアモール大阪入口の5差路

第一ポイントからそこをまっすぐ行けばディアモール大阪や駅前ビルのエリアに入ります。
ここにディアモール大阪の入り口にあたるところに5差路が登場します。
ここで駅前ビルに向かうのか、北新地駅に向かうのかといった案内標識が出てきますので、それを元に進んでいくことになります。
ただしこの5差路の標識というのが「超絶わかりにくい!」ので本当に注意が必要です。
とくに「大阪駅前第2ビル」とか「大阪駅前第4ビル」とか書いていてもその方向に行ってうまく一発でたどり着いたためしがないです。
なのでこのエリアを探索したい人は迷うことを前提にあらかじめ時間を取ったうえで回られることをおススメします。
第二ポイント(西梅田エリア):阪神梅田駅西口と大阪メトロ西梅田駅の北口改札付近

先ほどの第一ポイントを右側に進むとほどなくこちらの場所にたどり着きます。
少しわかりにくいかもしれませんが、多くの人が行き交う場所なので大きく迷うことはないと思います。
ここが西梅田エリアの第二ポイント(入口)になりますので、ここから堂島方面や福島方面に分かれて向かうことになります。
堂島方面は、西梅田駅北口改札の左側の道を右斜め方向に進んでいきます。多くの人が行ってますのでそれについていけばいいと思います。
ほどなく「ドージマ地下センター」(ドーチカ)という地下街にたどり着きます。この付近が堂島になります。
すぐ近くには大阪の一大飲み屋街「北新地」もありますので、ここを目当てに進んでください。
一方、福島方面は、西梅田駅北口改札の右手の地下通路「ガーデンアベニュー」をまっすぐ進みます。
西梅田の主なスポットはこの通路に面してますので、案内表示を見ながら進めば大きく迷うことはないと思います。
これらの地下通路をうまく使いこなすことができれば雨にもぬれずに快適に目的地に行けると思います。
第二ポイント(東梅田エリア・阪急エリア):阪神梅田駅東口と大阪メトロ梅田駅の改札口付近


先ほどの第一ポイントを左折すると、阪神梅田駅東口と大阪メトロ梅田駅の改札口付近に到着します。
ここでは多くの人が行き交う場所なのでよそ見してるとぶつかりますので慣れていない人は注意しましょう。
ここで阪急百貨店や阪急梅田駅に行かれる人は、左手前の阪急百貨店の見える方向へ向かいます。
また阪神スナックパークの名物「いか焼き」が食べたい人は右折してまっすぐ進んでいけばたどり着きます。
(※阪神百貨店の中にはスナックパークはありません。間違えやすいので注意してください)
それ以外の人は、「ホワイティ梅田」の中をそのまままっすぐ進んでいきます。

第三ポイント:元「大阪府警察コミュニティープラザ」前

ここが最後のポイントとなります。
東梅田エリアと阪急エリアのポイント(入口)となる目印は以前「大阪府警察コミュニティープラザ」という施設があった場所です。
ここが目印としてわかりやすかったのですが残念ながら今は閉鎖してしまって目印になるものはありません。
しかし歩いていると「心斎橋ミツヤ」という昔ながらの喫茶店が見えてきますので、ここが目印になると思います。
このポイントが東梅田エリアと阪急エリアに行くための分岐点になりますのでしっかり覚えておきましょう。
そしてそれぞれ進んでいくと次のようなところに行くことになります。
右に進む:曽根崎お初天神通り

その建物の横にある階段を上っていけば「御堂筋」に出てきます。
そこから少し左側に入ると「曽根崎お初天神通り」というアーケードのついた飲み屋街が出てきます。
この辺にホテルを取っている方も多いと思いますので、ここから出ればお初天神通りには近いと思います。
まっすぐ進む:泉の広場
ここからまっすぐ進むと「泉の広場」というところにたどり着きます。
元々はその名の通り噴水があったのですが、地下街の改装に伴い噴水は撤去されてしまいました。
それでも今も待ち合わせスポットとして使われている場所でもあります。
ここを上がると「阪急東通り商店街」につながっていますので、ここを使うと便利でしょう。
左に進む:阪急三番街、ヘップファイブ、茶屋町方面

左に曲がるとホワイティ梅田の地下街がずっと続いていきます。
そこから阪急三番街や観覧車でおなじみのヘップファイブといった梅田で人気の建物に行くことができます。
さらに進むと若者に人気にスポット「茶屋町」にも行くことができますので、このコースを覚えておけば迷わずに行けるようになると思います。
まとめ
これらのエリアのポイントを押さえておくことであとはそのエリアの中で行き来することになります。
もし迷ったらこのポイントに帰ってくればいいのです。
そうなると全く反対の方角に行ったりといった大きなミスをすることはほぼないと思います。
ぜひこの記事を参考にしてダンジョンと呼ばれる梅田の地下街をスムーズに行けるようにしてくださいね。
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