「料理を趣味にしたいけどなかなかうまくできない」
「節約のために自炊したいけど何からしていいのかわからない」
「でも女の子にふるまえるほどの料理がつくりたい!」
今の時代男性でも料理のできる男性はとても評価が高いですね。
「料理を作るのは女性の役目」といった古い考え方ではもう通用しないと考えた方がいいです。
とくに50代独身男性は、料理ができた方がいいといえます。
料理のできる男になっておけば、いろんな意味で自分の評価が上がりますし、人生もより充実できると思います。
そこで今回は独身歴ウン十年の私が、50代独身男性が料理をうまくできるためのポイントについてお話ししたいと思います。
50代独身男性が料理をうまく作れるメリットは?
50代の独身男性にとって料理がうまく作れることは大きなメリットといえます。
たとえば次のようなことが言えると思います。
- 料理が趣味であることは人生に潤いを与えてくれるから
- 料理ができる男性は女性にモテやすいから
- 健康に気を使う食生活を送れるようになるから
- 自炊をすることで料理のレパートリーが広がり節約もできるから
- 味付けも自分好みにして食べることができるから
ほかにもありますが総じて男性が料理ができることについてデメリットはほとんどないように思います。
ただ仕事が終わって疲れているのに料理するのは面倒くさいといったことはありますが、そんなときでも簡単にパパッと自分で料理が作れたらいいですからね。
レトルト食品や料理の素を使うのは料理としてアリ?ナシ?
そんなわけで「50代独身男性は料理をするべき!」というのはよくわかりました。
ではよくありがちな麻婆豆腐の素を使って麻婆豆腐を作ったり、冷凍餃子を焼くだけで餃子を作ったりというのは料理をしたといえるのでしょうか?
答えは「NO!」だと私は考えます。
簡単に料理を作れるという意味ではいいかもしれませんが、料理の素やレトルト食品ばかりでは料理の腕はいつまでたっても上がりません。
自分で食材を買ってきて、包丁で切って、調味料を調合して作ってこそ料理といえるのではないでしょうか?
でも料理に慣れていない人にすれば、うまく料理を作れる自信がないという方も多いと思いますが、やはり料理の素には頼らずに料理が作れた方がいいと思います。
ではどうすればうまい料理が自分でできるようになるのでしょうか?
50代の独身男性が料理をうまく作れるためのコツ5選
うまく料理を作るためにはまず「料理に対する考え方を改める必要がある」と思います。
料理に対して固定観念を持っているようならそれを捨てたうえで料理に取り組むことで自分でもおいしい料理ができると思います。
結論から言うと次の5つがあげられます。
- 定食屋の料理を作ろうと思わない
- とにかくレシピ通りに作る。アレンジは後。
- 他の人と比較しない
- 最初からバリエーションを増やそうとしない
- 調味料や食材は最低限のものだけで作る
では順番に見ていきましょう。
定食屋の料理を作ろうと思わない
よく料理を始めた人にありがちなのが「定食屋の料理」を目指そうとする人です。
いわゆる「一汁三菜」というやつですね。これが作れるようになるとすごく料理ができるように思いますよね。
でも普段のごはんに定食は必要ですか?これは料理を作りたい人が必ず描く幻想です。
定食が作れる=料理ができる
というやつですが、これは間違いです。
自分で作るのに定食を目指す必要はありません。ごはんとお味噌汁と煮物などの一品料理くらいで十分です。
定食屋のご飯を目指そうとすると、それだけ時間も手間もかかります。結局それが面倒臭くなって料理を作ることをやめてしまうのです。
なので最初から定食屋の料理を目指して作るのはやめましょう!
とにかくレシピ通りに作る。アレンジは後。
料理が不得意な人にとって、一番やってしまいがちなのは「レシピ通りに作らない」ことです。
レシピ通りに食材の分量を量って、調味料もレシピ通りに準備して、レシピの時間通りに焼いたりいためたりすればおいしい料理は勝手に作れるのです。
それでもおいしく料理ができないのは、レシピを忠実に守っていないからです。
料理がまだうまくできない初心者のうちから目分量で調味料を入れたりするのはナンセンスです。
料理がうまくなりたければまずはレシピを忠実に守って作りましょう。
味に変化が欲しくなったときは、まず料理を忠実に作ってから自分でアレンジを加えるようにしましょう。
他の人と比較しない
料理の初心者が一番やってはいけないのはこの「他人と自分の料理を比較してしまうこと」です。
料理の腕は人によって様々です。
プロ級の腕前の人もいれば、まだ上手に作れない人までいろんなレベルの方がいます。
そんな中でまだ未熟な自分の料理の腕とプロ級の人の料理の腕を比較したところで何の意味もありません。
まずは自分の料理の腕が未熟であることを認めたうえで、コツコツ努力していくことが料理の上達のコツだといえますね。
最初からバリエーションを増やそうとしない
料理の初心者がいきなりやってしまうミスは「いきなり料理のバリエーションを増やそうとすること」です。
最初のうちからいろんな料理が作りたくなってチャレンジしたくなる気持ちはわかりますが、それではいつまでたっても料理の腕は上がりません。
まずは自分でこれだけは上手に作れるという料理を完璧に作れることからはじめましょう。
ボクもレパートリーはマーボ豆腐とか親子丼とかキムチ鍋とか限られたレパートリーしかありませんが、これらの料理は人に出してもおいしいと言われるまでになっています。
とにかく最初からいろんな料理に出を出して中途半端な形になるよりは、自分の得意料理を極めるところからはじめた方がより料理の腕が上がるといえるのではないかと思います。
調味料や食材は最低限のものだけで作る
料理の初心者にありがちなのは「まず形から入ろうとする」人です。
いろんな調理用具や調味料をそろえてきて、食器などもそろえてくるパターンの人です。
これらをそろえても結局途中で飽きてしまったりすれば何の意味もなくなります。

あとクレソンやパセリなどステーキなどその料理しか使わないのにわざわざ買ってくる人もいますね。
いわゆる料理は雰囲気から入るパターンの人はお金を無駄にするだけなのでそれはやめましょう。
調味料や調理用具は最低限のものだけをそろえて、皿などの食器も無駄に増やさないようにしましょう。
では50代独身男性が目指すべき料理の形とは?
ここまでの料理がうまくなるためのコツをふまえて、ではどうすればいいいか具体的に考えてみましょう。
単純に上の5つのコツを踏まえて料理を作れば自然にうまい料理は作れるようになります。
そのためにはまず1週間のメニューを決めておくというのがいいと思います。
たとえば次のような具合にメニューを決めていきます。
- 月曜日:ハンバーグ、ごはん、お味噌汁
- 火曜日:豚の生姜焼き、ごはん、お味噌汁
- 水曜日:親子丼、野菜サラダ、お味噌汁
- 木曜日:マーボ豆腐、ごはん、お味噌汁
- 金曜日:焼うどん、お味噌汁
- 土曜日:カレー、野菜サラダ、お味噌汁
- 日曜日:キムチ鍋
このように1週間のメニューを決めておくことでルーティン化させておけば、しだいにその料理についてはどんどん腕前が上がることと思います。
この料理についてはもうレシピを見なくてもおいしく作れる、というようになればその料理以外の別のレパートリーを増やしてもいいと思います。
こうすることによって、徐々に自分の得意な料理が作れるようになって、レパートリーの数もどんどん増えていくようになるのでまずはここからはじめましょう!
料理の初心者におススメのレシピは?
今は料理を始めようと思ったときにいろんなレシピがインターネットに上がっています。
なかでもおススメは「Youtube」でのレシピです。
Youtubeであれば動画を見ながら一緒に作れますし、わからないところは一時停止して見れますのでレシピ本を読みながらよりはこちらが断然おススメです。
今はたくさんの料理のレシピがYoutube上に上がってますので、自分に合った料理の動画を見つけておきましょう。
ちなみにわたしの場合はコウケンテツさんとだれウマさんのYoutube動画を参考にしていました。
コウケンテツさんの動画は、語り口がとても柔らかくていろんな料理のバリエーションがあって、しかもおいしいので初心者の方におススメです。
だれウマさんは、その名の通りだれでもうまく簡単に作れるレシピが充実していますので、いつもここから料理のレパートリーを増やすようにしています。
まとめ
50代独身男性は料理できることで人生の充実度が大きく変わってきます。
料理の腕を上げるためには次の5つのコツを抑えることが大事です。
- 定食屋の料理を作ろうと思わない
- とにかくレシピ通りに作る。アレンジは後。
- 他の人と比較しない
- 最初からバリエーションを増やそうとしない
- 調味料や食材は最低限のものだけで作る
これを守って料理をするようにすればきっと料理の腕も上がると思います。
料理をうまくできるようになれば人生の満足度もきっと上がりますのでぜひ今日からはじめてみてください。
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