現在大阪で開催されている「大阪・関西万博」ですが、日に日に入場者数が増えているようですね。
大阪万博の会場には地下鉄・シャトルバス・船などで来場することができますが、会場内の移動手段としてはどんなものがあるのでしょうか?
広い会場をできるだけ多く回るためには、やはり会場内を効率よく回れる交通手段を知っておいた方がいいですね。
そこで今回は大阪万博での会場内移動手段はどういったものがあるのか?またそれを利用するためにはどうしたらいいのかということについて話したいと思います。
大阪万博での会場内の移動手段は何があるのか?

結論から言うと、大阪・関西万博の会場内移動手段としては、会場の外周を回る「バス」と「電動カート」を利用することになります。
電動カートは主にお年寄りや体の不自由な方が利用するので、ほとんどの方はバスを利用して会場内を移動することになります。
このバスの名前は「e-Mover」といって、OSAKA METROが運行するバスになります。
このバスについては、予約不要の通常バスと、事前予約が必要な自動運転バスがあります。
このバスを利用することで会場内をスムーズに移動できます。
通常バスと自動運転バスの違い
まず通常バスの場合、予約は不要で、会場内の主要なポイントを結ぶルートを走ります。
一方自動運転バスは、事前予約が必要です。運行ルートは限られており、予約した場所と時間で乗降できます。
利用しやすい方でいえば、予約のいらない通常バスの方かもしれません。
なのでここからは通常バスの乗り方について説明します。
通常バスの乗り方
この通常バスは、万博会場の2つの入場口「西ゲート」と「東ゲート」の間を、約15分で行き来するようになっています。
通常バスは3〜5分間隔でやってくるので、そのバスに乗車できます。
乗車方法としては、各バス停に設置された決済端末から乗車券を購入してから乗車します。
なお「e METRO」アプリ、「Osaka Metro 多言語チケットサイト」で事前購入することも可能です。
通常バスの料金と支払い方法
料金は1回につき400円で、1日乗り放題だと1000円になります。
支払い方法は、交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済、QRコード決済、または電子マネーがあります。
ただしQRコード決済と電子マネーでのお支払いについては端末ではなく、現場の係員に申し出てから決済してもらいます。
1日乗り放題券を利用する場合は、係員から専用のリストバンドを購入し、それを腕につけて乗車します。
通常バスの運行ルート
通常バスは、シャトルバスが停車する「西ゲート」と夢洲駅のある「東ゲート」の間を「時計回り」と「反時計回り」に運行します。
たとえば、シャトルバスで来場したときは、西ゲートに到着するので、日本館などの国内パビリオンは東ゲート付近にあるのでそこまでバスに乗ることになります。
その場合には、実物大ガンダム像があるバス停「リング西ターミナル」から「時計回り」のバスに乗車して向かうことになります。
詳しい停留所や時刻表などの情報はOSAKA METROのHPでご確認ください。
通常バスの楽しみ方
この通常バスは、単に会場内を移動する手段以外にもお楽しみがあります。
それは大阪万博の会場シンボル「大屋根リング」の真下をバスが運行することです。
ここはバス専用通路であり、一般の方は入ることができないため、大屋根リングの迫力ある真下の部分を間近に見ながら移動できます。
そして海沿いを走るルートは、大阪湾に沈む夕陽や淡路島の美しい景色を眺めながら移動することができます。
これだけでもすごく得した気分になれますね。
まとめ
大阪万博の会場内の移動手段は「e Mover」というバスを利用します。
会場の西ゲートと東ゲートを15分間隔で行き来するルートとなっています。
料金は1回400円、一日乗り放題は1000円となっています。
会場内の移動はもちろんですが、大阪万博のシンボル「大屋根リング」の真下を通行したり、海沿いのコースで美しい大阪湾の景色を見たりすることができるのでとても満足感の高いものといえます。
大阪万博にお越しの際はぜひこのバスを使ってみてくださいね!
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