大阪・関西万博2025(以下「大阪万博」)は、GW明けくらいから徐々に入場者数を伸ばしています。
テレビや本雑誌、SNS、動画などでその面白さを伝えるようになったことから、それまで注目してなかった人が大阪万博に来るようになったことが大きいですね。
そんな大阪万博ですが、実際に急に行ってみたいと思っても
「どこをどんな風に回ればいいかよくわからない・・・」
という声もたくさん聞きます。とくに遠くから大阪万博に来られる方は効率よく回るようにしないとムダに時間を使ってしまうことになりかねません。
そこで今回は、大阪万博の回り方についておすすめの方法を紹介したいと思います。
この記事を読むことで、「どんな方法を使って」「どのような時間配分で」「どこを先に回るのがいいのか」などといったことが分かりますので、大阪万博に行く際の参考にしてもらえたらと思います。
大阪万博を効率よく楽しむための大前提の3つのポイント
大阪万博を効率よく楽しむためには、まず次の3つの大前提を知っておくことが重要です。
- 平日を狙う
- 事前予約を活用する
- 事前に回るルートを決めておく
平日を狙う
万博期間中はやはり土日、祝日や夏休みなどの期間中は特に混雑することが予想されます。
なので、できるのであれば平日に来るようにすることをおススメします。
平日でも、とくに火曜日・水曜日・木曜日などは比較的混雑が少ないように思います。月曜・金曜はその前後の休みの日と合わせてくる方も多いので、混雑することがあります。
また終盤になればなるほど混雑具合が上がってきますので、できるだけ会期の早い時期に来ることでゆっくり大阪万博を楽しめると思います。
事前予約を活用する
大阪万博に来るとき、お目当てのパビリオンがあるときは事前に予約をしておくことをおススメします。
人気パビリオンや人気のイベントなどは事前に混雑が予想されるため、アプリで予約をしておくとスムーズに入場できます。
もちろん当日予約も可能ですが、行列を並んでいる間の時間がもったいないので、効率よく会場内を回るにはできるだけお目当てのパビリオンやイベントは予約しておくようにしましょう。
事前に回るルートを決めておく
大阪万博の会場はとても広いので、どこに何があるかを知っておくことは効率よく会場内を回るためには大事です。
とくに会場に行った最初の日などは、土地勘がないため事前に調べないで行くと全く逆の方に行ってしまったり、迷って自分がどの位置にいて次にどこに行きたいのかわからなくなってしまいます。
なので、大阪万博に行く前にかならず会場マップで事前に最適なルートをチェックし、効率よくパビリオンを回るようにすることが大事だといえます。
このように、この大前提を知らないで行くのと知ってから行くのとでは雲泥の差が生まれますので、まずは基礎知識としてこの3つのポイントを押さえてから大阪万博に行くようにしましょう。
大阪万博でのおすすめな回り方のコツとは?

ではここからは具体的にどのように回れば効率よく楽しめるのかといった話をしていきます。
多くの方は一日券を買って、その日だけで大阪万博を見て回るという方だと思います。
そのような方はできるだけ入場時やパビリオンでのムダな待ち時間をなくすことや、近い場所をつないで短い時間で回れるようにして移動時間を少なくするといったプランを作っておくようにします。
大阪万博を効率よく回る際の押さえておくべきポイントは次の5つです。
入場は9時台がおススメ。1時間前には夢洲駅につくようにする
会場に入ったらすぐ当日予約コーナーに行って当日予約をする
移動は会場内のバスの一日券を購入しておく
効率よく会場を回るためには紙の地図は必須アイテム
昼は予約したパビリオン見学、夜はショーや会場散策がおススメ
入場は9時台がおススメ
大阪万博の入場は9時から開始されますが、会場時の混雑緩和のため大阪万博では「入場時間の予約」を取らないといけないシステムになっています。
このとき午前中については連日予約でいっぱいになるため、午前12時からの予約をおススメしている方も多いですが、一日しか回る時間のない方はその時間ももったいないと思います。
なので、私はやはり予約が取れるのであれば9時台に予約することをおススメします。
もし9時台で予約が取れたのであれば、9時ちょうどに行ってもそれから荷物検査チェックを行うためにそこから1時間ほど待たされてしまいます。
なのでもし9時台に予約が取れたのであれば、1時間半前の7時半には夢洲駅について入場用の列に並んでおくようにしましょう。
こうすれば最初に待たされることは仕方ないですが、9時台の入場時にはスムーズに入れますし、何より入場時間が遅くなればなるほど回れるパビリオンが少なくなりますので、ここは無理してでも最初に並んでから9時台に入ることをおススメします。
会場に入ったらすぐ当日予約をする
会場に入ることができれば、まずは当日予約コーナーに行って当日予約をします。
多くの人気パビリオンは、前日までアプリ上で満員で予約が取れなかったところでも当日予約では予約できる場合があります。
なのでまずは入場してすぐに当日予約のコーナーに行って、事前予約できなかったパビリオンが空いてないかどうかチェックしておくことが大事です。
もしそこでほかのパビリオンの予約時間とかぶっていないのであれば、その場で当日予約しましょう。
こうすることで時間を無駄にせずに効率よくパビリオンを回ることができます。
移動は会場内のバスの一日券を購入しておく
大阪万博の会場を歩いて回るのはとても大変です。しかも雨が降ったり、とても暑かったりしたときはとくに大変になります。
だから大阪万博の会場を回るときは「e Mover」を利用するのがおススメです。
e Moverは、会場内を回るバスのことで、このバスを利用すれば会場内を時間をかけずに効率よく回ることができます。
バスを利用するときは1回券(1回400円)と1日券乗り放題券(1,000円)とありますが、毎回使うたびに支払うよりも1日券を買った方がトータルでお得になる場合があります。
なので一日で会場を効率よく回るにはバスの1日券を購入しておくことをおススメします。
万博を最大限楽しむために、事前に計画を立て、効率よく回るようにしましょう。
紙の地図は必須アイテム
大阪万博の会場を回る際に必須のアイテムが会場内の地図です。
もちろん会場内にも地図がありますし、アプリ上でも地図は見れますので持ってなくても問題ないのですが、効率よく回りたければ紙の地図が必須です。
紙の地図にあらかじめ回るパビリオンを書き込んでおいて、そこから最短距離で次の場所に行けるようにしておくことで、移動時間を無駄にすることなく会場内を回ることができます。
紙の地図については、公式HPで自分でダウンロードできますので、それを用意しておくのもいいですが、それとは別に非公認ですが一般の方が作成した「大阪万博のパビリオンを予約なしで回れる地図」を無料で配布しています。
この地図がとても便利だったとのことでネットでもバズっていますので、詳しくはこちらの記事の方をご覧ください。
いずれにしても紙の地図を持っておくことで効率よくパビリオンを回れるのでおススメです。
昼は予約したパビリオン見学、夜はショーや会場散策がおススメ
会場をうまく回るときのコツは「予定を詰めすぎないこと」が大事です。
あれも行きたい、これも行きたいでは1日しかないと考えたとき、まず全部回ることは不可能ですし、何より動きっぱなしで最後の方は疲れ切ってしまいます。
なので、午前と午後は予約したパビリオンを回るようにして、夕方以降は予約してないところをを回ったり、ショーなどのイベントを見る時間に充てることをおススメします。
とくに夕方からは人が少なくなるので会場内を散策するには最適です。
大屋根リングからの壮大な景色を眺めたり、見知らぬ国のパビリオンに入ったりすることで新たな感動に出会えたりすることがあります。
もちろん、会期中毎晩実施される夜限定のショー「アオと夜の虹のパレード」を見たり、世界中のグルメを食べて回ったり、お土産を買ったりと昼間混雑でゆっくりできなかったことができるので夜の時間を有効に使いましょう。
このように時間をうまく使うことで昼も夜も楽しめるようにできますので、時間の使い方も考えてからでかけるようにしましょう。
まとめ
大阪万博を楽しむためには、いかにどんなサービスがあって、どんな回り方をするか考えるかがカギとなります。
もちろん魅力的なパビリオンやショーがあるので、全部詰め込みたいという気持ちはわかりますが、あまり詰め込んだスケジュールはとても疲れるし、あまり記憶に残らなかったりします。
そこで最初にかならず見るところをおさえて、そのあと効率よく回れるルートを決めておいてから回って、夜はゆっくりできるようにしておくことがいいと思います。
一日じゃ足りなかったという方はまた足を運ぶのもいいですし、いずれにしてもあまりスケジュールを詰めすぎないようにすることがおススメの回り方だといえます。
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