「食べ歩きも楽しいし、親日で人も優しい!」と人気の台湾。日本から数時間で行ける手軽さもあり、海外旅行先として常にトップクラスの人気を誇ります。
しかし、いざ行ってみて「期待していたのと違った…」「意外とがっかりした」という声があるのも事実です。
SNSでキラキラした写真だけを見て期待を膨らませすぎると、現地のリアルな姿に戸惑ってしまうかもしれません。
せっかくの海外旅行、後悔はしたくないですよね。実は、台湾旅行で「がっかり」してしまう原因のほとんどは、事前のちょっとした知識不足やイメージのズレによるものです。
この記事では、台湾旅行で失敗しないために「出発前に絶対知っておくべき5つの注意点」を、現地のリアルな事情を交えて詳しく解説します。この記事を読めば、現地で戸惑うことなく、台湾の本当の魅力を120%満喫できるようになりますよ!
注意点1:【食】「臭豆腐」だけじゃない?独特のスパイスと衛生面の話

台湾といえば「グルメの天国」。夜市の屋台料理や小籠包を楽しみにしている方は多いと思います。また、臭豆腐のように台湾でしか食べられない珍しいグルメを食べ歩くことも楽しみの一つでしょう。
しかし、ここで最初の「がっかり」ポイントが潜んでいます。
日本人の口を惑わせる「八角(はっかく)」の壁

台湾グルメの多くには「八角」というスパイスが使われています。甘く独特な香りが特徴ですが、これが苦手な日本人にとっては「何を食べても同じ薬のような味がする」と感じてしまう原因になります。
これがパクチーのようにその場でいえば外してもらえるものであればいいのですが、八角の場合はもうすでに料理の中に入っているので、その場で抜いてくださいとはいえません。ここが厄介なところです。
- がっかり回避策: 魯肉飯(ルーローファン)や牛肉麺など、煮込み料理には高確率で入っています。苦手な方は、事前に「八角抜き」のお店をリサーチするか、小籠包やチャーハン、鶏排(ジーパイ)など、比較的八角の影響が少ないメニューを中心に選ぶのがコツです。
屋台の衛生面と「お腹の守り方」
活気あふれる夜市は最高にエキサイティングですが、日本のレストランのような「完璧な清潔感」を期待すると驚くかもしれません。
とくに、台湾の夜市の屋台などは、日本の飲食店と比較してもそれほど衛生的とは言えない環境にあると思います。
食品管理の不徹底や、食品を取り扱う人の衛生管理知識の欠如などでお腹を壊すこともありますので、まずは自己防衛していくことが自分の体を守る意味でも大事だといえます。
- がっかり回避策: * ウェットティッシュは必須: テーブルが拭ききれていないこともあるため、除菌シートは常に持ち歩きましょう。
- 飲み水に注意: 水道水は飲めません。必ずペットボトルのミネラルウォーターを購入してください。
- 胃腸薬を相棒に: 慣れない油やスパイスで胃もたれすることもあります。お守り代わりに胃腸薬を持参しましょう。
注意点2:【天気】「南国=いつも晴れ」は大間違い!

「台湾は南にあるから、いつも暖かくて晴れている」というイメージを持っていませんか?実は、これが大きな落とし穴です。
台北は「雨の都」
特に北部(台北など)は、1年を通して雨が多い地域です。特に冬から春にかけてはどんよりとした曇り空が多く、「青い空の下での観光」を夢見ていると、到着した瞬間にがっかりしてしまうことも。
- がっかり回避策: 折りたたみ傘は必須アイテムです。また、雨でも楽しめる室内スポット(国立故宮博物院や誠品書店、地下街など)をあらかじめリストアップしておくと、天気に左右されずに楽しめます。
夏は「灼熱」、冬は「意外と寒い」
台湾の夏は湿度が高く、体感温度は40度を超えることも珍しくありません。一方で、冬(12月〜2月)は気温が10度前後まで下がる日があり、湿度のせいで芯から冷えます。
- がっかり回避策:
- 冬の服装: 暖房設備がない建物が多いため、外より室内の方が寒く感じることすらあります。冬に行くなら、日本の晩秋〜初冬くらいの服装が必要です。
- 夏の冷房対策: 台湾のバスや電車、デパートの中は「これでもか!」というほど冷房が効いています。夏場でもストールや薄手のカーディガンを1枚持っておかないと、凍えることになります。
注意点3:【街並み】「綺麗でオシャレ」を期待しすぎると危険?

SNSでよく見る「九份(ジョウフェン)」の幻想的な景色や、オシャレなリノベーションカフェ。それだけが台湾だと思っていると、空港から一歩外に出た時にギャップを感じるかもしれません。
「ノスタルジック」と「老朽化」は紙一重
台湾の街並みは、非常に築年数の古い建物が密集しています。外壁のタイルが剥がれていたり、エアコンの室外機が剥き出しだったりと、「雑多なアジア」の空気感が強いです。
これを「味がある」と捉えられないと、単に「汚い」と感じてがっかりしてしまう可能性があります。
- がっかり回避策: 台湾の魅力は「新旧が混ざり合っていること」にあります。あえて路地裏に入り込み、人々の生活感を感じてみてください。その雑多さの中にこそ、台湾らしいエネルギーが溢れています。
古い建物はトイレが古いままのところもある
「台湾のトイレは紙が流せない」という話を聞いたことがあるかもしれません。近年では改善が進み、主要な駅や新しいデパートでは流せるところが増えています。
それでも今なお古い建物ではトイレが古いまま残っているところも少なくありません。建物が古くても中は新しいトイレ設備があるだろうと考えるのは危険です。
- がっかり回避策: 古い雑居ビルや地方の飲食店では、横に置かれたゴミ箱に紙を捨てるスタイルが残っています。もし抵抗があるなら、宿泊先や大型商業施設のトイレを優先して利用するようにしましょう。
注意点4:【交通】便利だけど危険と隣り合わせ!移動時のマナーとルール

台湾の地下鉄(MRT)をはじめ、公共交通機関は非常に清潔で便利ですが、やはり日本とは異なるルールが存在します。これを知らずにいると、交通手段を使うたびにがっかりすることが多くなります。
MRT(地下鉄)内は「飲食厳禁」!
台湾のMRT内では、ガムを噛むことも、ペットボトルの水を一口飲むことも禁止されています。違反すると数千円〜の罰金が科せられます。
日本の地下鉄と同じように飲み物や食べ物を口にしたりすると、それだけで周囲の方はあなたに白い目線を送ることになってしまうのです。これは知らないで済むという問題ではありません。
- がっかり回避策: 改札の黄色いラインを越えたら「飲食は一切しない」と肝に銘じましょう。これは車内を清潔に保つための素晴らしいルール。そのおかげで、台湾のMRTは世界屈指の綺麗さを誇っています。
交通弱者は歩行者?バイクの波に注意
台湾は車とバイクの交通量が非常に多く、日本ほど「歩行者優先」の意識が浸透していません。信号のない横断歩道を渡る際はもちろん、青信号でも右折車やバイクが突っ込んでくることがあります。
日本のように横断歩道を渡る人が優先されるという国は、実はあまりありません。なので日本は特別歩行者にやさしい国といわれているのです。そのことは海外に旅行するときの常識として必ず頭に置いといてください。
- がっかり回避策: 道路を横断する際は、常に周囲を確認してください。「車が止まってくれるだろう」という思い込みは捨て、自分の身は自分で守る意識が大切です。
注意点5:【マナー】日本と同じ感覚でいると損をする?

台湾人は非常に親切でフレンドリーですが、サービスのスタイルは日本の「おもてなし」とは少し異なります。
日本のようにお客様として丁重にもてなす文化は台湾にはありません。そのため、日本と同じ感覚で店員に接したとき思ったような明るい反応が返ってこないと戸惑ってしまいます。
日本の手厚い接客やサービスはあくまで「日本だけの独自文化」ということは、海外での店員の接客態度にがっかりしないためにも知っておくべきだと思います。
「ドライ」=「冷たい」ではない
レストランやショップでの店員さんの対応が、少し素っ気なく感じることがあるかもしれません。日本のような至れり尽くせりのサービスを期待していると、「歓迎されていないのかな?」とがっかりしてしまうことも。
- がっかり回避策: 台湾のサービスは良くも悪くも「フラット」です。過剰な敬語や愛想はありませんが、困っている時に助けを求めれば、驚くほど親身になってくれます。最初から「友達感覚」の距離感だと思っていれば、ストレスを感じることはありません。
飲食店での「おしぼり・水」問題
日本の飲食店では当たり前の「おしぼり」や「無料の水」は、台湾では基本的に出てきません。
大きなレストランなどではお水が出てくることもありますが、基本的には飲み物は別で頼まないと出てきません。だからお店では無料のお水はほとんど用意されておらず、お客さんは自分で飲み物を買っておいて店で飲むのが普通です。
- がっかり回避策: 水を飲みたい場合は自分で持ち込むか、注文する必要があります(※持ち込み不可のお店もあるので注意)。除菌シートと飲み物は、常にセットで持ち歩くのが台湾観光の鉄則です。
まとめ:事前の準備で、台湾旅行は「最高」に変わる!
いかがでしたか?「がっかり」の正体は、実は現地の文化や習慣を知らないことから来る「期待値のミスマッチ」から生まれるのです。
- 八角や衛生面を知って、自分に合うグルメを楽しむ。
- 雨や冷房に備えて、装備を完璧にする。
- 街の雑多さを「台湾らしさ」として愛でる。
- MRTのルールを守り、交通安全に気を配る。
- 日本のサービス基準を捨てて、現地の温かさに触れる。
この5つのポイントさえ押さえておけば、台湾はあなたにとって「何度も通いたくなる、最高の旅先」になるはずです。
「がっかり」を「発見」に変えて、ぜひエネルギッシュで優しい台湾を心ゆくまで楽しんできてくださいね!

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