別府観光の目玉といえば、モクモクと立ち上がる湯煙と個性豊かな「別府地獄めぐり」。
でも、いざ計画を立て始めると「7つもある地獄をどうやって回ればいいの?」「レンタカーを借りるほどでもないけれど、歩くのは大変そう…」と悩んでしまいませんか?
結論から言うと、別府地獄めぐりは「バス」で回るのが正解です!
慣れない坂道や駐車場の混雑に頭を悩ませる必要はありません。さらに、便利なバス乗り放題チケットを使えば、移動費を安く抑えられるだけでなく、観光施設の割引特典まで受けられて一石二鳥。
この記事では、バスを駆使して全7ヶ所の地獄を無理なく、かつ最大限に楽しむための満喫プランをご紹介します。この記事を読み終える頃には、あなたの別府旅行のしおりが完成しているはずですよ。
1. 別府観光の定番「地獄めぐり」はバスが一番便利な理由

別府市内には数百もの源泉がありますが、その中でも奇観を呈する7つの源泉を巡るのが「別府地獄めぐり」です。
「車の方が楽じゃない?」と思うかもしれませんが、実はバス利用には大きなメリットが3つあります。
- 駐車場の心配がいらない:連休や週末、人気の「海地獄」周辺の駐車場は非常に混雑します。バスなら入り口のすぐ近くで降りて、観光が終われば次の目的地へ向かうだけ。
- お酒も楽しめる:地獄めぐりの合間には、地ビールや大分名物の麦焼酎を楽しめるスポットもあります。ドライバーを気にせず乾杯できるのは公共交通機関の醍醐味。
- 坂道移動がスムーズ:別府は「坂の町」です。特に鉄輪(かんなわ)エリアから亀川エリアへの移動は距離があり、徒歩では困難。バスなら座っているだけでショートカットできます。
2. 【必須アイテム】別府バス乗り放題チケット「MyべっぷFree」を徹底解説
バスで地獄めぐりをするなら、絶対に欠かせないのが亀の井バスのフリーパス「MyべっぷFree」です。
「MyべっぷFree」の特徴
この別府観光で便利な乗り放題切符「MyべっぷFree」(ミニフリー乗車券)は、地獄めぐりだけでなく、別府市内に分散された観光スポットに行くときにすごく役に立ちます。
たとえば奥別府にあるリゾート施設「城島高原」にいくときにも、この「MyべっぷFree」(ミニフリー乗車券)で行くことができます。さらに「MyべっぷFree」(ワイドフリー乗車券)というものを購入すれば、別府市内や城島高原はもちろん、アフリカンサファリや湯布院まで行けてしまうという便利さも人気の秘密です。
(※ただし同じ別府市内を走る大分交通バスには乗車できません。亀の井バスのみとなりますのでご注意ください。)
「MyべっぷFree」(ミニフリー乗車券)料金と購入場所
- 1日乗車券:大人 1,100円 / 学生 900円 / 子供 550円
- 2日乗車券:大人 1,700円 / 子供 850円 (※2026年3月現在の価格です。)
別府駅東口・西口の案内所や亀の井バス北浜バスセンターで購入できるほか、フェリーさんふらわあ(別府港)窓口、別府交通センターなどでも販売しています。
また現在はパソコン・スマートフォンで購入できるデジタル乗車券も販売しており、わざわざ窓口に並んできっぷを買う必要がありません。
地獄めぐり以外でも使える!お得な特典
「MyべっぷFree」のすごいところは、単に乗り降り自由のバスに乗れるだけではない点です。
パスを提示するだけで、「地獄めぐり共通観覧券」のほか「別府ロープウェイ乗車運賃」「ひょうたん温泉入浴料」が割引になったり、さらに別府交通センターでの買い物が1割引きになるなど、交通費の差額以上に「元が取れる」魔法のチケットなのです。
3. 【モデルコース】全7地獄を効率よく回るタイムスケジュール
それでは、実際にバスと乗り放題チケット「MyべっぷFree」を使った、最も効率的なモデルコースをご紹介します。
AM 09:30|別府駅西口からバスで「鉄輪(かんなわ)」へ
別府駅西口のバス停から、2番・5番・7番・41番などのバスに乗り込みます。約20分で「海地獄前」に到着します。
AM 10:00|「海地獄エリア」の5つを徒歩で攻略
このエリアには5つの地獄が集中しており、すべて徒歩で回れます。
- 海地獄:コバルトブルーの美しい池。売店の「極楽饅頭」は絶品!
- 鬼石坊主地獄:灰色の泥がポコポコと沸き上がる様子が坊主頭のよう。
- かまど地獄:1丁目〜6丁目まで多様な景観が楽しめます。飲む温泉体験も。
- 鬼山地獄:別名「ワニ地獄」。温泉熱を利用して飼育されている大量のワニは迫力満点。
- 白池地獄:落ち着いた和風庭園の中に広がる、青白い静かな池。
PM 12:30|ランチ:地獄蒸し料理で別府グルメを堪能
白池地獄からすぐの「地獄蒸し工房 鉄輪」へ。温泉の噴気を利用して食材を蒸し上げる「地獄蒸し」は、素材の旨みが凝縮された別府ならではの味。自分で蒸し釜に入れる体験も楽しいですよ。
PM 14:00|バスで移動!「血の池地獄エリア」へ
鉄輪のバス停から、16番(または16A番)のバスに乗り約10分。「血の池地獄前」で下車します。
- 血の池地獄:日本最古の天然地獄。一面真っ赤な池はまさに地獄のイメージそのもの。
- 龍巻地獄:世界でも珍しい間欠泉。約30〜40分間隔で豪快に噴き上がるので、到着したらまず次の噴出時間を確認しましょう。
4. バス移動だからこそ楽しめる!車窓の景色とおすすめスポット
バスの旅の魅力は、移動中にもあります。鉄輪から血の池地獄へ向かう道中、高台から見下ろす別府湾の景色や、住宅街のあちこちから立ち上がる湯煙は、別府を象徴する風景です。
もし時間に余裕があれば、乗り放題チケットを使って少し足を伸ばしてみるのもおすすめ。
- 別府ロープウェイ:鶴見岳の山頂から別府を一望。
- 十文字原展望台:夜景が美しいスポットとして有名ですが、昼間の湯煙の景色も圧巻。
これらもすべて「MyべっぷFree」の範囲内で移動可能です。
5. 失敗しないための注意点(バスの時刻表確認・混雑回避のコツ)
快適なバス旅にするために、以下の3点だけは覚えておいてください。
- 「16番」と「26番」の関係:鉄輪と血の池地獄を結ぶバスは循環路線です。「16番」が鉄輪から血の池へ向かうルート、「26番」がその逆ルートと覚えておくとスムーズです。
- 時刻表の写真を撮る:特に血の池地獄エリアは、鉄輪エリアに比べてバスの本数が少なめです。降りた瞬間に、帰りの時刻表をスマホで撮影しておくのがスマート。
- 共通観覧券は最初の地獄で買う:バラバラに買うよりお得な「共通観覧券」は、どの地獄の窓口でも買えます。最初の「海地獄」で買っておけば、後はスムーズに入場できます。
まとめ:乗り放題チケットで、賢く・楽しく別府を遊び尽くそう
別府地獄めぐりは、単なる観光スポットのスタンプラリーではありません。それぞれの地獄が持つ歴史や、地球のエネルギーを肌で感じる特別な体験です。
車での移動は一見楽そうに見えますが、駐車場の列に並んだり、狭い道をナビ頼りで走るストレスは意外と大きいもの。「バス乗り放題チケット」という最強の武器を手に入れて、窓の外に広がる湯煙の街並みを眺めながら、ゆったりと地獄の旅を楽しんでみませんか?
次の休みは、ぜひMyべっぷFreeを片手に、別府の「地獄」へ飛び込んでみてください!

コメント