いよいよ大阪万博の開催が近づいてきましたね!
今大阪夢洲の会場では、大阪万博の4月13日の開幕に向けて急ピッチで準備作業が行われています。
この大阪・関西万博にこれから行かれる予定を立てている方も多いと思います。
いろいろ気になることがあるかもしれませんが、やはり一番知りたいのは会場へのアクセス方法でしょう。
とくに大阪以外から来られる方にすれば、新大阪駅や南海なんば駅などの主要な駅から直接会場に来てくれるシャトルバスに乗りたいと思うところだと思います。
そこで今回はこの大阪万博の会場行のシャトルバスの予約方法や乗り方について解説してみようと思います。
大阪万博へのアクセス方法にはどんなものがある?

まず大阪万博のアクセス方法についてまとめておきたいと思います。
大阪・関西万博は大阪市此花区の沖合にできた人工島「夢洲(ゆめしま)」で開催されます。
会場へのアクセス方法としては「大阪メトロ中央線で夢洲駅(新設)まで行く」方法と「主要駅からバス(駅シャトルバス)に乗っていく」方法の2通りのパターンがあります。
※このほかにも船や自転車などを使って来場することもできます。詳しくはこちらをご覧ください。
おそらく多くの方は、この2種類の方法で行くことになると思います。
しかし地下鉄で行く場合は、新大阪駅や関西空港から直接行くことはできませんので、遠方から来られる方は乗り換えのない駅シャトルバスの方がおススメといえます。
会場まで車で行く場合はどうしたらいいの?
まず基本的なこととして、万博会場には来場者用の駐車場は用意されていません。
したがって車で直接来場することはできないため、会場の近隣地域の駐車場に車を駐車して、そこからバスを利用してくるようにと公式HPでも記載がされています。
自家用車で夢洲の万博会場まで直接乗り入れることはご遠慮いただくこととしていますので、自家用車で来場される場合は、舞洲、尼崎、堺にある駐車場に駐車し、バスにお乗り換えください。
このように車を利用する場合でもやはり会場に来るときは駅シャトルバスを利用することになるということがわかりました。
ではその駅シャトルバスとはどこからどういった運行ルートで来るのでしょうか?
大阪万博のシャトルバスの運行パターンはどういったものがある?
まず大阪万博の駅シャトルバスは、大阪市内の主要駅10か所から運行が予定されています。
駅シャトルバス乗り場 | 所要時間 | 片道料金 |
JR桜島駅 | 約15分 | 350円(大人こども同額) |
新大阪駅 | 約30分 | 1500円(大人こども同額) |
大阪駅(うめきた駐車場) | 約40分 | 大人:2000円、こども:1000円 |
大阪駅(マルビル) | 約30分 | 1000円(大人こども同額) |
京阪中之島駅 | 約30分 | 1000円(大人こども同額) |
近鉄大阪上本町駅 | 約40分 | 1200円(大人こども同額) |
近鉄大阪阿部野橋駅 | 約45分 | 1200円(大人こども同額) |
南海なんば駅 | 約30分 | 1300円(4/13~7/18) 1500円(7/19~10/13) (大人こども同額) |
南海堺駅・堺東駅 | 堺東駅から約50分 堺駅から約40分 | 1300円(大人こども同額) |
JR・阪神尼崎駅 | JR尼崎駅から約43分 阪神尼崎駅から約30分 | 2000円(大人こども同額) |
この駅シャトルバスは、いずれも会場の西ゲート近くに設置された「夢洲第1交通ターミナル」で発着することになります。
駅のバス発着場所や発着時間などの詳しいことは、公式HPのコチラのパンフレットでお確かめください。
大阪万博の駅シャトルバスの運賃は?
上の図からもお分かりのように、発着地により運賃が異なります。
たとえばJR桜島駅からの駅シャトルバスは、運賃が350円ですが、JR・阪神尼崎駅からだと2000円かかります。
これを地下鉄中央線から来る場合と比較したとき、乗車した駅からの距離にもよりますが、駅シャトルバスの方が安かったりすることも考えられます。
大阪万博のシャトルバスの予約方法は?

それでは気になる大阪万博のシャトルバスの予約方法ですが、まず予約に関して注意点が大きく2つあります。
注意点その1:シャトルバスは事前予約制
この駅シャトルバスについてはすべて「事前予約制」となっていますので注意が必要です。
シャトルバスに乗車できる駅に行っていざ乗ろうとしても予約がないと乗車を断られるかもしれません。
なのでシャトルバスを利用することを考えておられる方はこのあとの予約方法を参考にして予約をしてから利用するようにしてください。
注意点その2:予約はアプリから行う
シャトルバスを予約するためにはまず「KANSAI MaaS」というアプリをダウンロードしなくてはなりません。
このKANSAI MaaSのアプリを利用して大阪万博のシャトルバスの予約を行うことになります。
KANSAI MaaSのアプリは、こちらの公式HPの「EXPO 2025 交通インフォメーション」からダウンロードできます。
予約受付は、利用日の3か月前の午前10時から開始されますので、日程を決められている方は満席になる前に早めに予約しておくことをおススメします。
より安くシャトルバスに乗る方法とは?
このように駅シャトルバスは便利ですが、少し割高な感じがあります。
しかし電車などを組み合わせることで駅シャトルバスにオトクに乗る方法もあります。
たとえば新大阪駅から乗るにしてもJR新大阪駅からJR桜島駅まで快速電車「エキスポライナー」で行って、JR桜島駅から駅シャトルバスに乗れば180円(JR新大阪駅からJR桜島駅までの運賃)+350円(JR桜島駅からのシャトルバス)=530円
で行くことができます。新大阪駅から1500円払って乗るよりも1000円近く安くして来ることができます。
さらに新大阪駅まで新幹線を使って来られた方は、新大阪駅から大阪市内のJRでの移動は無料となります。
JR桜島駅は大阪市内にあるためこの間の運賃は無料となり、JR桜島駅から駅シャトルバスで移動すれば、新大阪からは実質350円で来場が可能になります。
このように電車などをうまく組み合わせることでより安く駅シャトルバスを利用できるのです。
まとめ
大阪関西万博に来られるときは、大きく中央線舞洲駅を利用するか、駅シャトルバスの2種類のどちらかを利用することになります。
そのうち駅シャトルバスについては、大阪市内の駅10か所からシャトルバスが運行されています。
この駅シャトルバスはを利用する場合、アプリで予約してから乗車することになります。
もし予約がないと乗車を断られる可能性もありますので、お目当ての便に乗りたいときは事前に予約をしておくようにしましょう。
以上のことを参考にすればスムーズに大阪万博の会場に来ることができると思います。
そして万博だけでなく大阪の観光も一緒に楽しんでください!
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