大阪・関西万博(以下「大阪万博」)にこれから来場される人は、これから暑い夏を迎えるにあたり「熱中症対策」や「暑さ対策」をしっかりしないといけません。
会場内は屋内施設がたくさんあり冷房が効いているとこらが多いのですが、問題なのは「東ゲートで会場を待つまでの間」だといえます。
今は来場時間を早めたりすることで待ち時間が少し短くなりましたが、それでもこれからたくさんの人が来られるわけですから「待ち時間1時間以上」とかいうのが当たり前になってきます。
なのでまずは東ゲートからの入場ではなくて、比較的すいている西ゲート側からの入場が得策といえます。
そこで今回は「東ゲートから西ゲートへの移動手段とその方法」についてまとめてみました。
夏場の暑さを回避するにはいかにこの待ち時間をなくすかが大阪万博を楽しめるかがカギとなりますのでぜひ参考にしてください。
なぜ東ゲートがいつも混雑するのか
大阪万博に来られる方の7割近くの方が「地下鉄中央線で夢洲駅」まで来るという方となっています。
この夢洲駅があるのが東ゲート側になりますので、必然的に東ゲートから入場しようと思うのは当然ですね。
しかし連日ニュースで報道されている通り、今東ゲートでの入場予約は午前9時台、10時台とほぼ満員状態となっています。
そこでまだ比較的入場に際して空いているのがシャトルバスなどの到着ゲートである「西ゲート」ということです。
万博側も東ゲートの混雑を解消するため、できるだけ東ゲートから西ゲートへ移動してもらって入場させようとしています。
大阪万博の東ゲートから西ゲートへ移動する方法
それでは大阪万博の来場時に東ゲートを予約している方はどうやって西ゲート側に移動して入場すればいいのでしょうか?
まず基本的なこととして、大阪・関西万博の東ゲートから西ゲートへの移動は、会場外からは直接できません。
本来西ゲートを利用するためには、シャトルバスを使って西ゲートに直接行くことでしか手段はありませんでした。
しかし最近は、東ゲートの交雑解消に向けた動きとして入場ゲートの変更をしたうえで、東ゲートから西ゲートに移動できる手段が設けられるようになりました。
それには次の2つのうちどちらかを選ばなくてはなりません。
- 東ゲートから西ゲートまで徒歩で移動する
- 東ゲートから西ゲートまで会場内シャトルバス(e Mover)で移動する
これによって会場の外まで出てから西ゲートに移動しなくてもいいわけです。ではこれらをどのようにすれば利用できるのでしょうか?
東ゲートから西ゲートに移動する方法
東ゲートから西ゲートに行くには「徒歩」か「会場内移動バス」のどちらかを使って行くことになります。
しかしいずれの場合も共通していえることは、かならず事前にアプリを使って「東ゲートから西ゲートに変更する」という手続きを取らなくてはなりません。
そうしないと現状東ゲートを予約したのに西ゲートから入ろうと思ってもできないシステムになっているからです。
そこで入場ゲートの変更をする必要がありますが、これはアプリ「EXPO2025デジタルチケットサイト」で簡単に行うことができます。

これを踏まえて西ゲートに移動する方法についてみていきましょう。
東ゲートから西ゲートまで徒歩で移動する
まずは東ゲートから西ゲートまでの間を徒歩で移動するという方法になります。

約1.6kmの歩行ルートが2025年6月16日から開設されており、会場の外周をぐるっと回る形で西ゲートに移動することができます。
徒歩での移動時間は約30分で、今のところ午前8時半から正午まで利用できます。
このルートを通って西ゲートに移動する場合は、かならず先ほどの「西ゲートを利用する」という手続きをアプリ上で行ってからでないとここを通行することはできません。
またこの通路は東から西への一方通行となっていますので、途中で引き返したりすることもできませんので注意が必要です。
しかしこの暑い中1.6キロのコースを歩いて移動するのはさすがにしんどいですね。
そこで最近になってまた新たな動きがありました。それが待望の「東ゲートから西ゲートへの移動バス」の運用開始です。
東ゲートから西ゲートまで会場内シャトルバス(e Mover)で移動する

東ゲートから西ゲートまで徒歩で移動するだけでなく、7月からは「会場内シャトルバス」でも移動することができるようになります。

これは大阪メトロが行うEVバスによる東西輸送「東西シャトルバス(仮称)」というもので、2025年7月1日から運用が開始されます。
これによってこれまで東ゲートに到着した人は、歩いて移動しなくてもこのシャトルバスで西ゲートに移動できるわけですから便利ですね。
東西シャトルバスの詳細
大阪メトロの公式HPに発表している情報によると、内容は下記の図の通りとなっています。
運行開始日 | 2025年7月1日(火曜日) |
運行区間 | 東ゲート前から西ゲート前 |
運行間隔 | 8時30分から11時30分の間に4~5分間隔で運行 |
料金 | 1回400円(「e Mover」の1日乗り放題券付き乗車券:1,000円) |
チケット販売場所 | 「東ゲート前」乗車場所付近 |
支払方法 | キャッシュレス決済のみ |
注意点 | バスの乗車券購入時に「西ゲートの入場予約チケット」を提示しなくてはならない |
注意点としては、このバスの乗車券購入時に「西ゲートの入場予約チケット」を提示しなくてはならないということです。もっと詳しい利用方法についてはこちらの公式HPをご覧ください。

まとめ
今回は大阪万博で「東ゲートから西ゲートに移動する方法」についてお話ししました。
現状、東ゲートから西ゲートに移動する方法につきましては「徒歩」か「シャトルバス」で移動するという方法になります。
ただし東ゲートから西ゲートに移動する際にはどちらの手段を利用する場合でもアプリ上で利用入場口予約を「東ゲート」から「西ゲート」へ変更する必要があります。
今は大阪万博の入場に際して東ゲートが大変混雑しており、これから暑い夏になることを考えたとき東ゲートで長時間待つよりも西ゲートに移動して早めに入れるようにした方がいいと思います。
とくに徒歩移動はイヤだなという方もこれからはシャトルバスで移動することもできますので積極的に利用したいところですね。
このように東ゲートから西ゲートに移動するのも面倒だなと思う方は、あらかじめシャトルバスやパークアンドライド、船で来場すれば必然的に西ゲートを利用することになりますのでこちらもぜひ検討してほしいと思います。
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