今大阪・夢洲で開催中の「大阪・関西万博」(以後「大阪万博」)は、時間が経つにつれて徐々に来場者数を伸ばしています。
なので朝9時からの来場予約もいっぱいで、なかなか早く中に入れないといったことにもなっているようですね。
その点、時間をずらしていけばゆっくり楽しめることができます。そこでおススメなのが夜の来場です。
そこで今回は、「大阪万博は夜はいつまでやってるの?」「夜の万博はどんな楽しみ方ができるの?」といった疑問についてお答えしていこうと思います。
夜は何時までやってるの?
まず夜の大阪万博を楽しむうえで知っておきたいのは「夜はいつまでやっているのか」ということだと思います。
2025年5月現在、大阪万博の夜の閉場時間は夜10時(22時)までとなっています。
ただし今、万博協会と大阪府と大阪市の間で夜11時(23時)まで開催することを検討しています。
これは来場者数が目標より伸び悩んでいるため、夜の来場者数を増やす狙いがあるとされていますが、実際に行われるかどうかはまだわかりません。
それでも夜10時まででも十分楽しめるようになっています。
夜の来場がおススメな理由
夜に万博に訪れることについては次のようなメリットが考えられます。
- 朝は来場者がとても多くて並ぶのが大変
- 昼間は暑いので日焼け対策や熱中症対策をしないといけない
- 夕方を過ぎると人が少なくなる
- 夜の方が入場料が安い
- 夜しか見れないショーが見られる
朝は来場者がとても多くて並ぶのが大変
現在朝9時と10時からの入場については、予約でいっぱいになっています。
そのためいくらその時間に入場の予約をしていても、荷物チェックがあるため1時間くらいは並んで待たないと入れないということがあります。
その点午後から入場の予約をしている人は、そこまで人が多くないのでほとんど並ばなくても入れるといったメリットがあります。
昼間は暑いので日焼け対策や熱中症対策をしないといけない
これからの季節は、昼間に大阪万博に来られた方はかなり暑いなかで見て回らないといけません。
日焼け対策や熱中症対策をしないと、夏の暑さにやられてしまい万博を楽しむどころではなくなる可能性もあります。
その点夜の来場は、日中の暑さが幾分和らいでいますので、夜風を感じながら気持ちよく会場を回れます。
ただし夜間でも熱中症の危険性はあるので、こまめに水分を補給するなどの対策は忘れないようにしてください。
夕方を過ぎると人が少なくなる
夕方になると朝から入場していた人たちがどんどんと帰路につくようになります。
昼間は混み合っていた会場も、夕方ごろにはだいぶすくようになりますのでゆっくり楽しめるといったメリットがあります。
たとえば人気のパビリオンも予約がなくても入れたり、並ばなくても入れたりといった感じになると思います。
夜の方が入場料が安い
そして入場料も夜の時間から来られる方はだいぶお得な値段設定になっています。
午後5時(17時)から利用できる「夜間券」は、大人は3,700円、12歳から17歳は2,000円、4歳から11歳は1,000円となっています。
さらに今は「トワイライト・キャンペーン」として、17時から来場のところ、16時から来場可能とのことですので、早く来ればその分万博を多く回れるといったことができます。

通常の大人の入場料が7,500円ですので、およそ半額の値段で万博を楽しむことができますのでだいぶお得だといえますね。
夜しか見れないショーが見られる
そして夜の万博の最大の楽しみは夜だけ楽しめるショーではないでしょうか?
ウォータープラザで開催される「アオと夜の虹のパレード」や、ドローンショー「One World,OnePlanet」など、夜しか行われていないショーが見られるのも夜の万博ならではだといえます。
夜の大阪万博で楽しみたいものは?

パビリオン
夜の万博では、人気のパビリオンに待たされることなく入れたりすることができます。
たとえば、日本館は19時からは予約なしでも入場できるようになっていますので、昼間は行列が多かったり、予約で満杯だったパビリオンがすんなり入れたりすることができます。
ほかにも多くのパビリオンが予約なしでも入れるところが多いので、その辺を狙って効率よく回ればたくさんのパビリオンを楽しめると思います。
ショー
やはり万博の夜のお楽しみといえばやはりショーだと思います。
ウォータープラザで開催される「アオと夜の虹のパレード」は、水と光がまじりあって幻想的な世界を作り上げています。
こちらは午後7時半からと午後8時半からの2回行われています。
そしてドローンショー「One World,OnePlanet」は、ドローンが空一面に舞い上がってさまざまな模様を浮かびだす壮大なショーとなっています。
こちらは午後9時から行われており、こちらも人気のショーとなっています。
夜景
そして夜の万博で楽しめるものといえば「夜景」ですね。
大屋根リングに上ってそこから見る会場の景色はライトアップされていて、とてもまばゆい光で照らしだされており何とも言えない光景となっています。
一方外側に目を転じると、そこは大阪湾の夜景が広がります。
この夜景もまた素晴らしく、海から見える大阪方面や神戸方面は陸から見るのとは違った景色が見られます。
このように夜に来た人だけしか楽しめないところもあるので、お得感はかなりあるかと思います。
夜の万博を楽しむときの注意点は?
多くのパビリオンや飲食ブースが午後7,8時には閉まってしまう
大阪万博では、パビリオンや飲食ブースについて、早いところは午後7時、8時台には営業終了してしまうところもあります。
パビリオンの場合、遅くとも午後8時半以降は入れなくなってしまいます。
その理由としては、次の日の準備や清掃などのパビリオン側の都合であったり、営業時間を遅くするとスタッフが終電に間に合わなくなるなどがあげられます。
なので夜のショーを見た後それ以降は行くところがなくなりやることがなくなってしまうので、遅くまで開いてるといってもその点は注意が必要です。
あまり夜遅くになると終電に間に合わなくなってしまう
いくら大阪万博が夜遅くまで開いてるといっても、電車で来場している方にとって終電時間はとても大事です。
舞洲初の最終電車は午前0時20分発の便が最終なので、これに乗り遅れることはまずないと思います。
しかしそのあとの乗り継ぎで終電に間に合わなければ家に帰るのがむずかしくなってしまいます。
なのでその点はしっかり事前に頭に入れておくことが必要になってきます。
夢洲駅から京阪神の主要駅に到着可能な終電の時間は?
駅名 | 終電に間に合うための時間 |
夢洲駅 | 最終午前0時20分 |
JR大阪駅・天王寺駅 | 夢洲発午後11時51分 |
JR三ノ宮駅 | 夢洲発午後11時41分 |
JR堺駅 | 夢洲発午後11時31分 |
JR京都駅 | 夢洲発午後11時21分 |
とくに遠方から来ている人は、この終電時間を乗り過ごしてしまうとかなり大変なので、帰りの時間はしっかり確認して夜の万博を楽しみましょう。
まとめ
大阪万博を楽しむには、昼だけでなく夜に来ることもおススメします。
16時以降に入れる「夜間券」を購入すれば、3,700円とほぼ半額の値段で万博に入ることができて、昼間のように人がそれほど多くはないので余裕をもって楽しむことができます。
さらに夜にはこの時間にしか味わえないショーも行われており、夜に来た人たちでも十分楽しめるようになっています。
夜は22時まで行われてますが、早めに行ってできるだけたくさん夜の万博を楽しんでもらえたらと思います。
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