大阪万博の夏の暑さ対策は大丈夫?最新の暑さ対策情報もご紹介

大阪・関西万博2025(以下「大阪万博」)では、これから夏休みを迎えるにあたり多くの入場客が来場することが見込まれています。

主催者もこの夏の暑さ対策として、来場者に対して熱中症対策を呼びかけるなどしていますが、それでもこの殺人的な暑さにやられる人は後を絶たないと思われます。

そこで今回は大阪万博での夏の暑さ対策について最新情報も交えてお伝えしたいと思います。

今年の夏はとくに暑いことが予想されており、また会場も海に面していることから海からの熱い風が容赦なく吹き込んできます。

そんな中での万博見学は暑さ対策をしっかりしないと体にダメージを与えるばかりか、熱中症の危険性もかなり高くなることから特に大事だといえます。

なので自分は大丈夫だと思わずに暑さ対策をしっかりしてから大阪万博に行くようにしましょう。

目次

大阪万博会場での夏の暑さ対策まとめ

大阪万博では、会場内外での来場者への暑さ対策としていろんな施策を行っています。例えば次のようなものがあります。

日陰の場所を増やす

たとえば、来場前の待ち時間では日陰のない場所での待機を余儀なくされます。そこで東ゲートを中心に約3000本の日傘が無料で貸し出されています

また会場内でも、会場全体で300基以上の大型パラソルが設置され、パビリオンの待機列や広場にはテントも増設されています。これにより直射日光を避けて休める場所が大幅に増えています。

クールスポットの増設

会場に向かう道路や交通ターミナルなどにはミストファンが約30台、ミスト付き扇風機18台が設置され、涼しい風とミストで体感温度を下げるようにしています

そして東エントランス広場に40台、西エントランス広場に20台のスポットエアコンが設置されているほか、氷パネルを使った「氷のクールスポット」など、冷房の効いた休憩エリアも複数用意されています

給水スポットや自販機の拡充

会場内には自動販売機248台、給水機やウォーターサーバーなど79か所の給水場所があり、水分補給がしやすい環境が整えられています

また夏場には塩分補給ができるタブレットや飴の無料配布イベントも多く実施されるなど、水分、塩分の補給ができる環境整備がとられています

このほかにも会場内には診療所3か所、応急手当所5か所が設置され、万が一の体調不良にも迅速に対応できる体制が整っています。

このように万博会場ではいろんな暑さ対策を行っていますが、これ以外にも会場内の各施設でさまざまな暑さ対策を行っています。

大阪万博会場の暑さ対策はコンビニを有効に活用しよう

大阪万博の会場内にあるコンビニ「ファミリーマート大阪・関西万博店」では、今の暑さに対応すべく暑さ対策商品を大幅に拡大して販売しています。

コンビニでの暑さ対策商品の拡充

たとえば、オリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」の「晴雨兼用ミニ傘」や「キャップ くろ」などを販売し、暑さ対策をサポートしています。

さらに、飲料水のほか、スポーツドリンクや塩飴など、熱中症対策に役立つ商品を幅広く取り揃えています。

日傘の無料貸し出し

またコンビニには多くの方が来場して店舗に入るまでに待ち時間が生じる場合があります。

そこで店舗への入場待ちの際に、持っていない方のために日傘の無料貸し出しを実施します。

これにより順番待ちでの際の熱中症リスクを軽減することができるのでぜひ活用してほしいと思います。

コンビニスタッフによるサポート

ファミリーマートのスタッフは「熱中症対策アンバサダー」を配置することによってお客様をサポートします。

熱中症に対する専門知識を持ったスタッフがいることによって、体の不調を感じたときの対処方法などについてもアドバイスしてもらえます。

このように夏の暑さ対策をするうえでコンビニは欠かせない存在といえます。大阪万博会場でもうまく活用して夏の暑さを乗り切ってほしいと思います。

昼間の暑さをしのげるパビリオンは?

では次にパビリオンではどのような暑さ対策をしているのでしょうか?

大阪万博の各パビリオンでは昼間の暑さをしのげるようにさまざまな対策をしています。

その中でも暑さ対策をしっかりしていてここはいいんじゃないかって思うところはあります。そんなところを優先して回るようにすれば暑さ対策をしながらパビリオンも回れますので一石二鳥です。

そんな暑さ対策にとくに気を配っていると思われるパビリオンをご紹介します。

オーストラリア館

入場者からもここが一番暑さ対策に力を入れていると評価が高かったのが「オーストラリア館」です。

多くの人にとって待ち時間を過ごすパビリオンの外の行列が暑いのですが、オーストラリア館ではまず待ち時間の行列のところに巨大なパラソルを15台ほど用意してくれています。これで夏の直射日光を避けることができています。

そしてそこにミストファンが用意されており、常に風量マックスで稼働されているので、行列で待っている間も快適に過ごすことができます。

コモンズ館

暑さをしのげるパビリオンで穴場といえばこの「コモンズ館」です。

コモンズ館は、中小国が共同で出展しているパビリオンで、予約なしでも入れることから冷気を求めてこちらにやってくる人が多いようです。

このなかでもとくに「コモンズD」が人気となっていて、コモンズD内のパキスタンブースにある岩塩が22度以下になると溶けだしてしまうため空調がほかのところよりも低めに設定されています。

しかし最近ではこのことが知れ渡って涼を求める人が殺到し、入場制限がかかっているとのことなのでその点は注意していくようにしてください。

昼間の暑さピーク時の避難先は「大屋根リング」の下

会場内には屋内の休憩所が少ないことは前々から言われてましたが、やはりこれだけの人が一気に休憩所に殺到するとすぐ満員になってしまします。

そこでどうすればいいのか?ここで役立つのが大阪万博のシンボル「大屋根リング」です。

大屋根リングの下は広場になっておりほとんどが日陰になっていますので、暑さで疲れた体を休めることができます。

しかし日陰であっても昼間の気温は30度近くになりますので、いつまでもここにいるとどんどん大量や水分を奪われてしまいます

したがってここはあくまで暑さがピークに達したときの緊急避難先として使うことをおススメします。

やはり自分で暑さ対策、熱中症対策をすることが大事

このように大阪万博では会場内でも夏の暑さ対策をしてくれてはいるのですが、毎日10万人以上の人が一度に会場に殺到するのですべての人に対して行き届いてないのが実情です。

そこで大事なのは「自分の身は自分で守る」という意識が大切だといえます。とくに「持ち物」と「情報」は大事です

持ち物はいうまでもなく暑さ対策に必要なモノを準備して持っていくこと。そして情報は水飲み場や休憩所の場所などについて最新情報をチェックしておくことです。

持ち物について

いうまでもないですが、これから大阪万博に行く場合は持ち物にはしっかり暑さ対策をしたうえでいくことが大事です。

  • 飲みもの・食べもの・・・お水、水筒、塩分入りのキャンディ、すぐにつまめるお菓子類など
  • 暑さ対策・・・帽子、日傘(晴雨兼用がおススメ)、サングラス、タオル、アイスリングやハンディファンなどの冷感グッズなど
  • その他・・・スマホ、モバイルバッテリー、会場の地図やガイドブック、カッパなどの雨具、スニーカーなどの履きなれた靴、着替え用の服、チャージ用のお金など

これらのものに加えて自分に必要なもの(常備薬など)もあわせて持っていくようにしてください。

また服装にも気を配るようにしましょう。通気性のいい服や給水速乾性のある下着などを着用することで夏の暑さのダメージを抑える効果があります。

情報について

暑さ対策についての情報は、大阪万博の公式HPで取得することがまず大事です。

ネットで情報を探すときはできるだけ最新の情報にアクセスするようにしましょう。公式サイト以外でもいろんなサイトで大阪万博の最新情報が上がっていますが、ときには情報が古かったりして使えない情報だったりもするのでそこは注意するようにしてください。

そして来場者のSNSなども重要な情報源といえます。そのときに必要なものも教えてくれたりするので、こちらもしっかりチェックしておくと便利です。

まとめ


大阪万博会場では、日傘やパラソル・テントによる日陰の確保、ミストやスポットクーラー、氷のクールスポットなど多様な暑さ対策が行われており、来場者が安全かつ快適に過ごせるようさまざまな対策が講じられています。

このほか、会場名にあるパビリオンやコンビニなどの施設でもいろんな暑さ対策が取られていますが、来場者自身による服装やグッズの工夫、こまめな水分・塩分補給も重要です。

この夏に大阪万博に行かれる人は、夏の暑さ対策、熱中症対策をしっかり行ったうえで無理しない程度に楽しんでください。

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